露地栽培の「ペレポスト アスパラ冥利1号」の使用方法
使用法
この栽培法は自生地の枯れた茎、その他の植物の枯れ落ち葉を木材腐朽菌が分解して、
この養分と、枯れ落ち葉のリグニン、セルロースからブドウ糖を作り、
この糖を木材腐朽菌の菌糸ネットワークでアスパラの根に供給することで、
元気漲るアスパラを維持継続する栽培法である
秋に施与する場合。
晩秋から春3月頃までの期間にアスパラ1株当たり200gから500gの「ペレポスト アスパラ冥利1 号」を株元の地表にパラパラ撒く。
出来れば、これに加えて、リグニン、セルロースを含む「もみ殻」「わら」「枯れ落ち葉」も
地面が見えない程度撒く。
木材腐朽菌は好気性菌だから、耕うんしない事。厳守!
その後に「生油粕」10アール当たり300kg施与する。窒素で約10kg。
木材腐朽菌が繁殖するためには「ペレポスト アスパラ冥利1号」に含有する窒素が少ないために、
生油粕を与えて窒素を補給する。
桜が満開になるころから、生油粕には菜種の「種皮」が混入しているので、木材腐朽菌は最初に生 油粕に繁殖し、その後、徐々に「ペレポスト アスパラ冥利1号」のリグニン、セルロースを分解する。
アスパラの根が活動を始める時期に、木材腐朽菌の菌糸も活動を始め、ぶどう糖の供給を開始する。
秋までの期間、アスパラの光合成を補完し続けて、翌年用に強く太い芽を多数形成する。
茎立ち栽培では、このブドウ糖供給により、次々に若茎が出るようになり、多収穫になる。
収穫後施与する場合
秋に施与する場合と同じように、6月から7月に、若い茎がブッシュ状になったところの地表にパラ パラ撒く。
「ペレポスト アスパラ冥利1号」と生油粕の施与量は同じにする。
地表に木材腐朽菌が繁殖し「茎枯れ病害菌」が繁殖できないようになる。
アスパラガス栽培の大きな間違い
ほとんどのアスパラ栽培法では、アスパラは多年草植物だから、
苗を植えるとき多量の堆肥を施与するように書かれており、また、収穫後の
6月に株の上に堆肥をマルチするように記されている。
こうすると、植えてから3,4年後に地表に「茎枯れ病菌」が大繁殖して、
病気が大発生する。
アスパラはの自生地は、非常に劣悪な貧しい土壌である。
アスパラの枯れた茎が地表に倒れ堆積し、これを木材腐朽菌が分解し、この養分で
翌年生き続けている植物である。
アスパラ冥利1号は、この法則を畑に再現したもので、アスパラ冥利を・・・・
アスパラの枯れた茎と考えればよい。
地表に病害菌が負け組となり、木材腐朽菌が勝ち組菌となるので、
病気が発生しない畑になる。
aupara siyouhou